不動産コラム 第5号

平成18年3月2日更新

 今回は、フラット35について簡単にご説明致します。フラット35は、小泉内閣の行政改革のひとつとして行われました。住宅金融公庫が直接住宅ローンを貸し出すのを辞めて、民間の金融機関が貸し出し、その金融機関の債権を住宅金融公庫が買い取るというものです。
 現在、フラット35を扱うのは、銀行やノンバンク、不動産関係等多彩で、金利も自由なため、平成18年2月現在年2.461〜3.510%とこんなにも差があります。
 フラット35の特徴は、何といっても35年間の固定金利です。一生の資金計画が立てやすくなります。デメリットとしては、購入金額の8割しか融資しませんので、2割の頭金を作るか、フラット35の後順位で2割貸してくれる銀行等を探す必要があります。
 ノンバンク大手のオリックスも参入しますし、私の所属している全日本不動産協会でもりそな銀行と提携して、諸費用まで融資可能なフラット35を扱うことが決まりました。
 これからは、不動産屋や銀行の言いなりになるのではなく、自分で住宅ローン会社を選ぶ時代になりました。


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