生活・福祉コラム 第5号

平成18年3月4日更新

 今回は、直接福祉とは関係ないかもしれませんが、借金問題について考えてみます。わが国は、毎年3万人以上の人が自殺しています。原因として、病気とともに借金も大きな原因のひとつと言われています。今国会で、いわゆるグレーゾンといわれる利息制限法と出資法との間の金利が認められなくなることが決まりました。これで確かに助かる人は多いでしょうが、ヤミ金融などは関係ないですし、浪費家の人は自己責任なのでともかく、、自営業者や中小企業の経営者は、まだまだ困難な時代ではないでしょうか。
 借金で自殺などする必要はないのです。まっとうなところで借りていれば、命はとりませんし、再出発の道はいくらでもあるのです。私は前職のコンサルタント時代に借金専門のコンサルタント会社に出向に行ってました。そこでは、毎日、借金で苦労している経営者が、わらをもつかむ気持ちできていました。借金は返さないのは違法ですが返せないのは仕方ないのです。返せないのは強いですよ。
 もちろん資産がある場合は、売却したり等しますが、普通には売却しませんし、最大限債務者の利益になるよう指導いたします。具体的な方法等は、ここでは割愛いたしますが、詳しく知りたい方は、ご連絡ください。



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