山旅日記〜日本百名山を巡る旅


光岳(てかりだけ)                     〜南アルプス深南部縦走C〜

登山日程 2010年8月18日(水)〜19日(木)晴れ 南アルプス深南部縦走
登山口 茶臼小屋→茶臼岳→仁田池→希望峰→易老岳→光小屋→光岳 日帰り往復
(登り4時間27分、下り5時間20分、休憩等含)
下山口 茶臼小屋→横窪沢小屋→ウソッコ沢小屋→畑薙大吊橋
標高差 光往復時 約250m、下山時1,456m
宿泊先 茶臼小屋2日目
アクセス 大吊橋→(井川観光協会無料送迎バス)→白樺荘(入浴)→畑薙第一ダム
備考 光岳までの登山道では熊の目撃情報があるらしく、小屋では注意を呼びかけている
井川観光協会が営業する小屋に宿泊すると無料送迎バスが利用できる

縦走三日目 聖岳へ

山行記録

茶臼岳からの夜明け 日本三百名山 ボロボロ
【2010.8.18】
縦走四日目 晴れ
3:00 起床
3:37 サブザックで出発
まだ夜空には星がきらめく

3:48 茶臼小屋分岐
4:05 茶臼岳 標高2,604m
本日の最高峰 まだ暗闇の中
風が強く、寒い

少し先にボロボロになった看板もあります

熊さんは出てこないでね! 仁田池 光に明かり

4:25 仁田池
朝食をとるため風がよけられる場所を探していたらここまで来てしまった。

熊におびえつつ朝食をとっている間に空が白んでくる。
池が鏡のよう 幻想的

光岳に光。
光小屋の明かりのようだ

希望峰 仁田岳分岐 まだ日が射さない 易老岳

5:03 希望峰 標高2,505m
林の中

森の中を下りながら、時に草原のような場所を通りながら歩く

6:02 易老岳
ここまで誰にも会いませんでした

朝日 光山頂 涸れ沢の上

ようやく日が射してきました。

光岳が目の前までやってきました
立ち枯れの樹林帯を行く
数人とすれ違う

三吉平がわからないまま
涸れ沢を登ったら・・・

兎と聖 冷たくて、美味しい! 撮影中

涸れ沢を登り切って振り返る
そこには聖岳と昨日歩いた稜線が。

7:30 静高平
晴が続くと涸れるそうですが、
水は懇々と湧いています。

休憩していると近くの枝に鳥が
のどかです。
やっぱり誰もいません。

青空へ向かうように 光小屋 光の木道

静高平から少し登ります。
気持ちのいい山歩き

山頂の手前に光小屋を発見

イザルヶ岳の分岐辺りから木道が整備されている。

光小屋全景 光小屋入口 祝!87座

近づくと立派なログハウス風の小屋です。

7:50 光小屋 標高2,512m 通過
こちらが小屋の入口

8:04 光岳 標高2,591m
林の中の立派な看板と三角点

光岳三角点 光岳展望台 光からの富士

三角点の文字はピンク♪

10m先の展望台
古い三角点らしきものがある

光山頂から戻ってくると小屋の屋根向こうに雲をまとった富士山

トイレもログハウス調 簡易水洗 お姉さんたちは10時のおやつ中でした

トイレ前からイザルヶ岳方面
木道のしかれた湿原を眺める

昼間利用できるトイレは手前の1つだけ。小屋のお姉さんに声をかけて利用する。

小屋とトイレの位置はこんな感じ
小屋の左側にもトイレがあるがこのときは利用不可になっていた。

青空に吸い込まれそう 静高平へ ハート♪

9:05 腹ごしらえをして下山開始青空に吸い込まれそう。 

上高地岳もくっきり

途中、ハートの石を発見!

静高平から 苔むす森 ひたすら戻る

9:19 静高平
水場で小休止

涸れ沢下りのすぐあとは
もののけの森のような場所
10:45 易老岳 通過
易老度から団体さんが上がってきました。

茶臼から光に向かう人たちとチラホラすれ違います。
とにかく歩く
アイカタはバテてます。

希望峰から茶臼へ 仁田池 昼間 バテてますねぇ

12:01 希望峰 小休止
虫が大量にいます。
雲が出てきました。

12:25 仁田池
こんな池だったんですね。

茶臼岳への最後の登りを振り返る
ガレ場の急登り。

茶臼岳 こんなのあったんだね トンボマグロの刺身定食 不思議なソーメン付

12:45 昼間の茶臼岳山頂
あとは下りだけで
時間も早いので、ここで大休憩

茶臼小屋分岐の手前に眺望図が
行きは真っ暗で気づきませんでした。
13:26 茶臼小屋分岐 通過

13:34 茶臼小屋 帰還
16時頃から夕立
16:45 夕食
メニューは昨日とほぼ同じ

茶臼小屋の朝食 朝日と富士 朝焼けに染まる茶臼小屋
【2010.8.19】
縦走五日目 晴れ
4:00 起床
4:40 久しぶりの暖かい朝食

朝食後、この縦走最後の日の出と富士山

5:26 茶臼小屋 出発
露よけのためレインウェア下着用
急な下りが続く

水がない水呑場 撮影中 撮影中

5:48 樺段 レインウェア下を脱ぐ
樺段と横窪沢小屋の中間

さっきの水呑場にベンチなんてあったかな?

井川小学校の看板

標高1,700m 横窪沢小屋 横窪沢小屋

井川中学校の看板
標高1,700m地点

6:28 横窪沢小屋 標高1,617m
今日はここが工事中の様子

立派な看板を見て、すぐに出発
なんと、登ってます

横窪峠 中の段 標高1,300m

6:39 横窪沢峠
ここからまた下り

6:50 中の段
ここまでもここからも
下りに次ぐ、下り

今度は IKAWA 

ハシゴ ウソッコ沢小屋トイレ? ウソッコ沢避難小屋

所々にハシゴがあります。

7:15 ウソッコ沢小屋

前情報通り、やや荒廃気味です

撮影中 吊橋 撮影中

地図上に鉄のハシゴとかかれた急で長いハシゴ

定員5名の吊橋
真ん中の板には苔がついて滑りやすい

吊橋の上からの滝つぼ

標高1,000m ダラダラと最後の登り ヤレヤレ

標高1,000mまで下ってきました

が!沢まで下りたらまた登り!?
ヤレヤレ

8:05 ヤレヤレ峠
行きでも帰りでもヤレヤレする場所だということがよくわかる。

フシグロセンノウ 畑薙大吊橋 吊橋の上から上流

満開のフシグロセンノウ

下って、下って何人か登りの人とすれ違っているうちに吊橋

おぉ、高い。すごーい♪

大吊橋を渡りきって 井川観光協会無料送迎バス 白樺荘

8:49 茶臼岳登山口 959m
無事、下山終了!
いやーかなりハードな縦走でした

9:20 大吊橋 発
井川観光協会の施設を利用していれば無料で乗車できるバス

9:40 白樺荘 着
営業は10時からだが入れてもらえた♪3時間ほど時間がある。
とてもいいお湯でした。

静鉄ジャストライン 畑薙第一ダム 南アルプスタオル

井川観光協会の送迎バスで畑薙第一ダムまで戻るころ、雨が降り出す。

雨は本降りに
山で降られなくて本当に良かった。

椹島ロッヂ 椹 で購入した
南アルプスタオル




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